玄関ポーチリフォームに掛かる費用と施工例
玄関ポーチのリフォームは、工事を行う場所によっておおよその費用の目安があるので、どこをリフォームするかを決めた時点である程度の費用が分かります。
実際の費用は使用する素材なども影響しますが、調整次第では費用をコントロールすることも可能です。
玄関ポーチのどこをリフォームすればどのくらいの費用が必要か、工夫をして費用を安く出来ないかなど、一例を挙げているので参考にしてみてください。
玄関ポーチリフォーム費用の目安
玄関ポーチをリフォームする場合、主に3つの部分が工事をする場所として挙げられます。
1つ目は、玄関ポーチ全体の見た目を左右するタイルの張り替え、2つ目は、庇(ひさし)と言われる建物で言えば屋根にあたる部分、3つ目は、玄関ポーチ全体をリフォームする場合です。
これらは、それぞれにリフォーム料金の目安となる金額があります。
玄関ポーチのタイルを張り替えた時の費用
玄関ポーチのタイルを張り替えた場合の目安は、5万円から20万円です。
中間値は約6万円ほどで、標準的なタイルを選択した場合は10万円を超える事はほとんどありません。
玄関ポーチのリフォームとしては最も多く行われているリフォームで、価格もリフォームとしては安いので人気があります。
玄関ポーチの標準的な広さが約1帖(京間基準、約955mm×1910mm)と言われているので、これを超えた広さを持つ玄関ポーチの場合は費用が増えます。
玄関ポーチの広さが2倍になれば、目安となるリフォーム費用も2倍になるので、お金の面で分かりやすいのが特徴です。
ただし、タイルの貼り方が複雑な場合は工事費用が3割ほど増えるので、デザイン性にこだわる場合は40万円を超えることもあります。
また、タイルは製造された期間が違うと同じ製品でも色が違うことも多いので、タイルの張り替えを一部分で行う場合は必ずタイルの色合わせをしてください。
どうしても色が合わない場合は、全部張り替えるという選択肢も考える必要があります。
庇を取り換える玄関ポーチリフォームの費用
庇(ひさし)を取り換える玄関ポーチのリフォームの目安は、20万円から50万円です。
リフォーム費用の中間値は約30万円前後で、工事の内容や庇の形状などによっては50万円を超えることがあります。
庇の交換は古い庇を解体する必要があるので、解体費用と解体した廃材の処分費用込みの目安です。
玄関ポーチの全体リフォーム費用
玄関ポーチ全体をリフォームする場合の費用は、30万円から90万円が目安です。
解体と廃材の処分費用も込みなので、解体をしないリフォームの場合は多少目安となる金額が下がります。
全体リフォームの場合も、玄関ポーチの広さが約1帖である955mm×1910mmが広さの目安なので、1帖を超える玄関ポーチの場合は目安となる金額も増えていきますが、90万円を超えることはほぼありません。
中間値は50万円前後で、リフォームに使用する建材や付帯工事などによって費用は大きく上下します。
玄関ポーチリフォームは工事内容で費用が変わる
玄関ポーチに使われる素材は、価格差が大きいものがあるので、選択次第では費用を高くする事もあります。
高級な素材を選択すれば、その分リフォーム費用も高くなっていきます。
しかし、選択した素材によっては耐用年数が長かったり、汚れが付きにくいなどの機能があるので、必ずしも工事費用を高くする事が負担になるとは限りません。
高級素材は高い分、コストパフォーマンスも良い
玄関ポーチなどに使われる建は外装用のもので、基本的に雨風直射日光に晒されることが前提のものなので、変色をしたり汚れついてしまいます。
これらはメンテナンスをするときれいになりますが、汚れたタイルなどは張り替える、定期的に洗浄するなど、外観を保つためには手間と維持費が必要です。
しかし、高級建材の中には高機能のものがあり、通常のものよりも価格が2倍から3倍しますが、その分耐久度が高くて汚れが付きにくいものです。
高機能の建材を使えばメンテナンスの回数が減り、その結果維持費が安くなるので、リフォーム全体を見れば工事費用が高くても維持費を考えると安くなることもあります。
玄関ポーチのリフォーム価格を抑える方法
玄関ポーチのリフォーム価格を抑える方法は、使用する建材の選択と、工事の内容をシンプルにすることで実現可能です。
標準的な外装用素材を使う、使えるタイルははがさずに使い続ける、工事の規模を小さくすることで、玄関ポーチリフォームの費用を抑えられる可能性が生まれます。
さらに費用を抑えたいのであれば、リフォーム業者を選ぶことも有効な手段です。
業者を選んで玄関ポーチリフォームを安くする
工事を依頼するリフォーム業者を選ぶ事で、費用を大幅に削減する事が可能です。
リフォームは業者が違うと、同じ内容の工事をしてもその料金には必ず違いが出ます。
そのため、複数の業者に見積りを依頼して見積額を比べれば、その時点で一番安い価格でりフォームが出来る業者を選べるようになります。
複数のリフォーム業者に見積りを依頼する時には、ネット上の無料サービス「一括見積もり」を使うと簡単です。
数分で複数のリフォーム業者に見積りが依頼できるので、最低限の手間で安く質の良いリフォームを実現させる環境を整える事が出来ます。